大切に世話をしていたメダカが死んでしまうと、「病気だったのかな」と考えてしまうかもしれません。しかし、原因は病気だけではありません。
メダカが死んでしまう原因には、水質の悪化、水温の急変、餌の与えすぎなど、飼育環境が関係していることもあります。まずは直前の世話や水槽の状態を落ち着いて振り返ってみましょう。
メダカが死んでしまう主な原因
ここからは、メダカが弱ってしまうときによく見られる代表的な原因を順番に見ていきます。まずは水槽環境の中でも特に影響が大きいポイントから確認していきましょう。

水質が悪化している
特に確認したいのが、餌の食べ残しやフンによる水質悪化です。
水槽内にたまった有機物は分解される過程でアンモニアなどへ変化します。水換えや掃除が不足していると、メダカに負担のかかる環境になりやすくなります。
水が濁っている、嫌なにおいがする、底に汚れがたまっている場合は、水質悪化を疑いましょう。
餌を与えすぎている
メダカが食べ切れないほどの餌を与えると、残った餌が水を汚します。食べすぎによって消化に負担がかかり、体調を崩すこともあります。
餌は、数分以内に食べ切れる量を目安にします。水温が低い日や食欲が落ちている日は、普段と同じ量を無理に与える必要はありません。
水温や水質が急に変わった
購入したメダカをすぐに水槽へ入れたり、水換えで温度の違う水を大量に入れたりすると、急激な環境変化が負担になります。
新しいメダカを迎えるときは、袋を水面へ浮かべて水温を近づけてから移します。水換えに使う水も、カルキを抜いて水温を合わせることが大切です。
メダカが死んだ原因を病気と決めつけず、直前に大量の水換えや容器の移動をしていないか確認しましょう。
飼育数が多すぎる
小さな容器に多くのメダカを入れると、水が早く汚れ、酸素も不足しやすくなります。水草も夜間は酸素を消費するため、飼育環境によっては酸欠へつながることがあります。
メダカが水面付近へ集まっている場合は、飼育数や水量、エアレーションの状態を確認してください。容器に余裕がない場合は、飼育数を分けることも検討しましょう。
水温が高すぎる・低すぎる
屋外の小さな容器は、外気温や直射日光の影響を受けやすくなります。夏は水温が急上昇し、冬は水底まで凍結することで、メダカが弱ったり死んだりすることがあります。
夏は日陰を作り、冬は十分な水深を確保します。水温計を使い、急激な温度変化を避けることが重要です。
病気や体調不良の可能性も確認する
体に白い点がある、ヒレが傷んでいる、泳ぎ方がおかしい、餌を食べないといった変化がある場合は、病気や体調不良の可能性があります。
病気は水質悪化や季節の変わり目、水合わせの不足などをきっかけに起こることもあります。異常が見られるメダカは、ほかの個体と分けて観察しましょう。
薬をすぐに使うのではなく、症状を確認してから適切な方法を選ぶことが大切です。
メダカが死んだときに確認すること
まずは、残っているメダカと飼育環境を確認します。
・水の濁りやにおい
・餌の食べ残しや底の汚れ
・現在の水温
・容器の水量と飼育数
・最近行った水換えや容器の移動
・体表やヒレ、泳ぎ方の異常

水質悪化が疑われる場合は、カルキを抜いて水温を合わせた水で、全体の3分の1程度を目安に水換えします。一度に環境を大きく変えるのではなく、メダカの様子を見ながら対応しましょう。
原因が分からないまま、全換水や薬の投入をまとめて行うと、さらに環境が変化します。一つずつ確認し、必要な対応だけを行いましょう。
まとめ
メダカが死んでしまう原因は、病気だけではありません。水質悪化、餌の与えすぎ、急な環境変化、過密飼育、水温の変化などが関係している場合があります。
まずは水や餌、飼育数、直前に行った世話を確認してください。毎日の短い観察を続けることが、異変への早い気づきにつながります。


コメント