メダカの体やヒレに、白い綿のようなものが付いている場合は「水カビ病」の可能性があります。
水カビ病は、傷ついた体表などに水カビが感染して起こる病気です。放置すると症状が広がることがあるため、白い綿状の付着物を見つけたら早めに状態を確認することが大切です。
水カビ病は水カビが感染して起こる病気
水カビ病は、サプロレグニア属などの水カビが魚へ感染することで起こります。
水中には水カビの遊走子が存在していますが、健康なメダカへ簡単に感染するわけではありません。傷や別の病気などをきっかけに、弱った部分へ二次的に発生することが多い病気です。
網ですくったときの擦れや、容器・底砂への接触、過密飼育による体の傷などがきっかけになることもあります。
水カビ病で見られる主な症状
特徴的なのは、体表やヒレに現れる白い綿毛のような付着物です。患部の周囲が赤く充血する場合もあります。
症状が進むと、次のような変化が見られることがあります。
- 体やヒレに白い綿状のものが付く
- 傷の周囲が赤くなる
- 餌を食べなくなる
- 泳ぎ方が弱々しくなる
- 水面付近などでじっとする
白いものが見える病気にはほかの種類もあるため、点状なのか、綿のようにフサフサしているのかも確認しましょう。

水カビ病を見つけたら最初にすること
水カビ病が疑われるメダカを見つけたら、まずほかの個体と分けて状態を観察します。
続いて、水温や水質、体表に傷がないかを確認してください。水槽内に食べ残しや汚れが多い場合は、それらを取り除きます。
治療時には、飼育水の3分の1〜半分程度を交換してから薬浴する方法が日本動物薬品で案内されています。
新しい水を使う場合はカルキを抜き、現在の水と大きな温度差が出ないようにしましょう。
水カビ病には対応した魚病薬を使用する
水カビ病には、市販の観賞魚用治療薬があります。
日本動物薬品では、グリーンF、グリーンFリキッド、アグテン、メチレンブルー水溶液などが対応薬品として案内されています。
ただし、薬によって使用量や薬効期間は異なります。自己判断で濃くしたり、複数の薬をむやみに混ぜたりしないことが重要です。
使用する製品の説明を確認し、決められた用法・用量で治療してください。

水カビだけを取れば治療が終わるとは限りません。傷や別の病気がきっかけになっている場合は、その原因を確認することも必要です。
水カビ病を予防するためにできること
予防では、メダカの体を傷つけないことと、飼育環境を安定させることが基本です。
網ですくう回数を必要以上に増やさず、尖った石や用品がないか確認します。飼育数が多すぎる場合は、メダカ同士が接触しやすくなるため水量や匹数も見直しましょう。
水温や水質の急な変化も魚へ負担をかけます。普段から体表と泳ぎ方を観察することが、傷や病気の早期発見につながります。
まとめ
水カビ病は、メダカの体表やヒレに白い綿のようなものが付く病気です。
水カビは傷ついた部分などへ二次的に感染することが多いため、症状を見つけたら隔離して体の傷や飼育環境を確認します。必要に応じて水換えを行い、水カビ病に対応した魚病薬を用法・用量どおりに使用しましょう。
白い綿状の付着物を早めに見つけることが、症状を悪化させないための大切なポイントです。


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