メダカが卵を産んだら、そのまま親と一緒にしておけば孵化すると思うかもしれません。
しかし、親メダカが卵を食べてしまったり、無精卵からカビが広がったりすることがあります。卵を見つけたら、親魚とは分けて管理するのが基本です。
難しい道具は必要ありません。採卵から孵化まで、初心者でもできる育て方を順番に確認していきましょう。
メダカの卵は親魚と分けて育てる
メダカは水草や産卵床などに卵を産み付けます。
卵を見つけたら、産卵床ごと別の容器へ移す方法が簡単です。親メダカは自分の卵を食べてしまうことがあるため、卵を守るには隔離して管理することが大切です。
底に落ちた卵は、スポイトなどを使って取り出すこともできます。
繁殖そのものの流れや、産卵しやすい環境について知りたい場合はこちらの記事も確認してみてください。


卵を育てる容器を用意する
卵の育成には、小さなプラケースや飼育容器などが使えます。
たくさんの水量は必要ありませんが、直射日光が強く当たって水温が急上昇する場所は避けましょう。
産卵床に卵が付いている場合は、無理に一粒ずつ外さなくても、産卵床ごと移して孵化を待つ方法で大丈夫です。 GEXでも、卵を産み付けた産卵床を別容器へ移して親魚と隔離する方法が案内されています。
白くなった卵は取り除く
卵を育てていると、中には白く濁ってくるものがあります。
無精卵などからカビが発生すると、周囲の卵へ広がってしまうことがあります。白く濁った卵やカビが付いた卵は、見つけたら取り除きましょう。
スポイトやピンセットを使うと、ほかの卵を傷つけにくくなります。
一方、順調に発生している卵では、時間がたつにつれて中に目のような黒い点が見えるようになります。
孵化するまで水温と卵の状態を確認する
メダカの卵が孵化するまでの日数は、水温によって変わります。
キョーリンでは、産卵条件を水温18℃以上、孵化までを9〜14日程度の目安として紹介しています。水温が高いほど、孵化までの日数は短くなる傾向があります。
ただし、早く孵化させようとして急に水温を上げる必要はありません。
大切なのは、極端な温度変化を避けて安定した環境で管理することです。

孵化したら卵と稚魚を確認する
孵化が始まったら、容器の中に小さな稚魚が泳ぎ始めます。
孵化したばかりの稚魚は非常に小さいため、卵の殻や産卵床の周辺もよく確認してみましょう。
生まれた直後は、お腹にあるヨークサックの栄養を使って成長します。キョーリンでは、孵化後3〜4日ほどしてから餌を与え始める方法を案内しています。
そのため、孵化した瞬間から急いで餌を与える必要はありません。
稚魚が泳ぎ始めてからの餌や水換えなどは、卵の管理とはポイントが変わります。
卵を育てるときに避けたいこと
卵の管理で特に注意したいのは、親魚と同じ場所へ放置することと、白くなった卵をそのままにすることです。
また、卵を確認するために何度も触ったり、急激に水温を変えたりする必要もありません。
孵化率を上げようとして手をかけすぎるより、親魚から隔離し、卵の状態を毎日確認しながら安定した環境を保つことが大切です。
まとめ
メダカの卵を育てるときは、親魚から分けて管理することが最初のポイントです。
産卵床ごと別容器へ移し、白くなった卵やカビの付いた卵を取り除きながら孵化を待ちます。
孵化までの目安は水温によって変わりますが、9〜14日程度が一つの目安です。
卵の中に目が見え始めたら、もうすぐ孵化するサイン。毎日少しずつ変化を観察してみましょう。


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