メダカが水槽の底に沈んだまま動かないと、「弱っているのでは?」と心配になります。
ただし、底にいるだけで病気とは判断できません。 水温が低く活動量が落ちている場合もあれば、水質の悪化や体調不良が関係していることもあります。
まずは水温や食欲、泳ぎ方などを一緒に確認しましょう。
寒い時期なら底でじっとしていても珍しくない
冬の屋外飼育では、水温が下がるとメダカの活動量も低下します。
GEXでは、冬の低水温時にはメダカが氷の下などでじっとして過ごし、水温が上がると再び泳ぎ始める様子を紹介しています。
そのため、寒い時期に底付近で静かにしていても、それだけで異常とは限りません。
気温が低い・複数匹が同じように静かにしている・暖かくなると動き出すといった場合は、低水温によって活動量が落ちている可能性があります。
冬のメダカの活動については、こちらの記事でも詳しく確認できます。


暖かい時期に沈んでいるならほかの症状も確認する
普段は泳いでいるメダカが、暖かい時期に急に底でじっとしている場合は、ほかの変化も確認します。
特に見ておきたいのは、食欲・呼吸・泳ぎ方・体表です。
餌を食べているか
底にいるうえに餌を食べなくなった場合は、体調を崩している可能性があります。
ただし、低水温ではもともと食欲が落ちるため、季節や水温と合わせて判断することが大切です。
呼吸が速くないか
エラの動きが普段より速い場合や、落ち着きなく動く場合は飼育水の状態も確認します。
キョーリンでは、飼育水が汚れた際のサインとして、食欲低下や呼吸が速くなることなどを挙げています。
体やヒレに異常がないか
白い点や綿のようなもの、ヒレの傷みなどがないかも確認します。
病気によっては食欲がなくなったり、うまく泳げなくなったりすることがあります。
水質が悪くなっていないか確認する
水温に問題がなければ、次は飼育水を確認します。
餌の食べ残しや排せつ物がたまると、水質は少しずつ悪化します。
水が濁っている、においが変わった、最近水換えをしていないといった場合は、カルキを抜き、水温を合わせた新しい水で一部を水換えします。
一度にすべての水を交換すると環境が大きく変わるため、急な全換水は避けたほうが安心です。
基本的な水換えの量や方法はこちらの記事で確認できます。
底で動かないメダカへの対処方法
異変に気付いたら、まず環境から確認します。
最初に水温を測り、低水温による自然な活動低下ではないか確認します。
次に水質や餌の食べ残しを確認し、必要なら水換えを行います。
そのうえで、一匹だけ症状が続く・食欲がない・泳げない・体表に異常がある場合は、病気や衰弱の可能性も考えます。

原因が分からないまま薬や塩を入れるのではなく、症状を確認してから必要な対処を選びましょう。
こんな状態なら注意する
寒い時期に静かにしているだけなら、自然な活動低下の場合があります。
一方で、水温が十分あるのに長時間動かない、餌を食べない、呼吸や泳ぎ方がおかしい、体に異常が見られる場合は注意が必要です。
特に急に状態が変わった場合は、いつもと何が違うのかを一つずつ確認することが大切です。
まとめ
メダカが底に沈んでいるときは、まず水温を確認しましょう。
冬の低水温では活動量が落ち、底付近でじっとすることがあります。これは必ずしも異常ではありません。
一方、暖かい時期にも動かず、食欲低下や呼吸・泳ぎ方・体表の異常を伴う場合は、水質悪化や体調不良も考えて確認します。
底にいることだけで病名を決めず、環境とほかの症状を一緒に見ることが大切です。



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