睡蓮鉢で泳ぐメダカは、上から眺めやすく、庭やベランダにもよくなじみます。
水槽とは少し違って見えますが、基本的な飼育方法はそれほど難しくありません。十分な水量を確保し、水温の上がりすぎや雨による増水に注意することが大切です。
初めて睡蓮鉢を使う人向けに、準備からメダカを入れた後の管理まで順番に確認していきましょう。
睡蓮鉢はメダカの屋外飼育に向いている
睡蓮鉢は、上からメダカを観賞できる丸型の飼育容器です。
屋外に置きやすく、水草や石を組み合わせれば自然に近い雰囲気も楽しめます。キョーリンでも、睡蓮鉢タイプはメダカの屋外飼育に使える容器として紹介されています。
ただし、一般的な水槽のようにフィルターを取り付けないことも多いため、水の状態を定期的に確認する必要があります。

メダカを飼う睡蓮鉢を選ぶ
睡蓮鉢は見た目だけではなく、水量も確認して選びましょう。
容器が小さいほど水温や水質が変化しやすくなります。初心者の場合は、できるだけ余裕のあるサイズを選んだほうが管理しやすくなります。
飼育数は水量とのバランスが大切です。キョーリンでは、メダカの飼育数について水1Lに対して1匹程度を一つの目安としています。
睡蓮鉢以外の容器も含めて比較したい場合は、屋外飼育に使える容器をこちらで紹介しています。

睡蓮鉢を準備する手順
睡蓮鉢が決まったら、メダカを入れる前に飼育環境を整えます。
1.睡蓮鉢を安定した場所へ置く
水を入れた睡蓮鉢は重くなるため、水平でぐらつかない場所へ置きます。
移動が難しくなるので、水を入れる前に置き場所を決めておきましょう。
2.カルキを抜いた水を入れる
水道水をそのまま使わず、カルキを抜いてから睡蓮鉢へ入れます。
新しく用意した水へメダカを移すときは、急激な水温変化を避けることも大切です。
3.水草を入れる
睡蓮鉢には、水草を入れると見た目も自然になります。
水面を覆いすぎない程度に配置し、メダカが泳げる空間を残しておきましょう。
水草の種類によって育て方や特徴が違うため、選び方に迷った場合はこちらも確認できます。

4.メダカを水に慣らしてから入れる
準備ができても、袋や別容器からすぐにメダカを放すのは避けます。
睡蓮鉢の水温に少しずつ慣らしてから移しましょう。

睡蓮鉢の置き場所に注意する
屋外飼育では日光を利用できますが、真夏の強い直射日光には注意が必要です。
容器が小さいほど水温は変化しやすく、暑い日は想像以上に水温が上がることがあります。GEXでも、気温が高い時期は水温を確認し、必要に応じてすだれなどで日陰を作る方法が案内されています。
また、雨が直接入り続ける場所では増水にも注意します。
屋外向けのメダカ飼育鉢には、雨水を逃がす水抜け穴を備えた製品もあります。睡蓮鉢にそのような機能がない場合は、大雨の前後に水位を確認するようにしましょう。
睡蓮鉢の日常管理
睡蓮鉢で飼い始めたら、毎日すべてを掃除する必要はありません。
餌を与えるときに、メダカの様子と水の状態を一緒に確認しましょう。
特に見ておきたいのは、水温の上がりすぎ、食べ残した餌、水の減りや増えすぎです。
フィルターを使用していない睡蓮鉢では、水質が悪くなってきたら一部を水換えします。キョーリンでも、フィルターのない睡蓮鉢タイプはこまめな水換えが推奨されています。
水が減ったときの足し水だけでは、汚れは取り除けません。水の状態を見ながら、必要に応じて水換えも行いましょう。
まとめ
睡蓮鉢は、メダカを屋外で飼育しながら上から観賞できる容器です。
始めるときは、余裕のある水量・安定した置き場所・カルキを抜いた水を用意し、水草などを入れてからメダカを迎えます。
飼育後は、夏の水温上昇や雨による増水に注意しながら、水質を確認して管理しましょう。
最初はシンプルな睡蓮鉢から始めれば、初心者でも十分楽しめます。


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