冬になると、メダカは夏ほど活発に泳がなくなります。
水温が下がると活動量や食欲も落ちるため、夏と同じように餌や水換えを続けないことが大切です。
特に屋外飼育では、冬は「世話を増やす」よりも、メダカをできるだけ静かに過ごさせる意識で管理しましょう。
冬はメダカの活動量が大きく下がる
水温が下がると、メダカは底付近や水草の陰でじっとしている時間が増えます。
GEXでも、冬のメダカはあまり餌を食べず、じっとして過ごす時期として紹介されています。暖かい日に水面を泳ぐことがあれば、少量の餌を与える程度の管理が基本です。
そのため、冬に動かないからといって、すぐ病気と考える必要はありません。
まずは水温と季節を確認し、普段と比べて明らかな異常がないかを見るようにしましょう。

冬の餌は減らすのが基本
冬に一番注意したいのが餌の与えすぎです。
キョーリンでは、水温が20℃を下回ったら徐々に餌を減らし、12℃以下では餌を与えないか、1週間に1回ほどごく少量にする方法を案内しています。
水温が低いときはメダカの食欲も落ちるため、いつもの量を入れると食べ残しが増えます。
食べ残した餌は水質悪化の原因になるため、「寒いけど少しは食べるだろう」と毎日与え続けないことが大切です。
餌を与える基本的な量や考え方は、こちらの記事でも確認できます。

冬は水換えを控えめにする
冬は餌の量が減るため、暖かい時期ほど水が汚れにくくなります。
キョーリンでは、12〜3月の屋外飼育について、基本的に水換えをせず静かに管理する方法を紹介しています。
低水温の時期に大きく水を交換すると、水温や水質が急に変化し、メダカへ負担をかけることがあります。
冬に入る前に飼育水を整えておき、寒くなってからはむやみに全換水しないようにしましょう。
減った水は足し水で補う
冬でも水は少しずつ蒸発します。
GEXでは、冬に水が減った場合は、飼育水と同じ程度の水温にした水を足すよう案内しています。
冷たい水や温かい水を一気に入れるのではなく、カルキを抜いた水を少しずつ足しましょう。
ただし、足し水は汚れそのものを取り除くものではありません。
明らかに水が汚れている場合は、気温が比較的高い日中を選び、少量ずつ慎重に交換します。
屋外では凍結にも注意する
寒い地域では、容器の表面が凍ることがあります。
薄く表面が凍る程度なら、メダカが下の水中で過ごせる場合がありますが、容器全体が凍ってしまう環境は避ける必要があります。
風が強く当たる場所や、極端に浅い容器は冷えやすくなります。
置き場所を見直し、必要に応じて発泡スチロール容器や断熱できる場所へ移すなど、寒さ対策を行いましょう。
雪が多い地域では、雪や落ち葉が大量に入り込まないようにすることも大切です。
室内飼育はヒーターの有無で管理が変わる
室内でも、ヒーターを使わなければ水温は下がります。
一方、ヒーターを使って水温を23℃前後に保つ飼育では、冬でも餌を食べ、活動や繁殖を続けることがあります。GEXでも、保温した室内水槽では冬でも繁殖が可能と案内しています。
つまり、室内だから冬の管理が不要になるわけではありません。
ヒーターを使うかどうかで飼育方法が変わるため、目的を決めて管理しましょう。
ヒーターが必要になるケースについては、こちらの記事で詳しく確認できます。


冬はメダカを触りすぎない
冬のメダカは活動量が少なく、できるだけ体力を使わずに過ごしています。
網ですくったり、容器を頻繁に動かしたりすると負担になるため、必要以上に触らないようにしましょう。
水草の大がかりな整理やレイアウト変更も、暖かくなってから行うほうが安全です。
冬は「何かしてあげる」より、「大きく環境を変えない」ことが大切です。異常がない限り、静かに見守りましょう。
まとめ
冬のメダカ飼育では、餌を減らす・水換えを控える・環境を大きく変えないことが基本です。
水温が下がるとメダカはほとんど餌を食べなくなるため、食べ残しが出ないよう注意します。
水が減ったら水温を合わせた水を足し、屋外では凍結や雪にも備えましょう。
春まで元気に過ごしてもらうためにも、冬はメダカを静かに休ませる期間と考えて管理するのがおすすめです。


コメント